アメリカ進学希望の日本人生徒向け:ビザサポートに強い大学

アメリカの大学に進学したい日本の高校生・大学生にとって、「卒業後のビザサポート」は非常に大きなテーマです。特に、アメリカで就職やインターンシップを経験したい場合、どの大学を選ぶかが将来の選択肢に大きく影響します。今回は、ビザ(特にOPT・H-1B)に関する重要ポイントと、進学レベル別のおすすめ大学をまとめました。


最初に知っておくべきこと


難易度別:おすすめ大学リスト(ビザサポートに強い進路を重視)


◆ Tier 1:合格率15%以下

学力・英語力ともにトップレベルが必要。将来のキャリアに直結しやすく、企業からのリクルートも活発。

大学特徴年間費用(目安)ビザ・OPTの強み
MIT / Stanford世界最高レベルのSTEM、トップ企業が直接採用。$75K–$90K長期OPT延長可能、H-1Bスポンサー企業多数。
Columbia Univ.アイビーリーグ × NYC立地(金融・コンサル・メディアに強い)。$80K–$90K日米両方で高いブランド力。
Carnegie MellonCS・工学・デザイン・ビジネス分析でトップ。$75K–$85Kテック企業とのつながり強。
UC Berkeley / UCLA公立の名門、STEMとビジネス分野が有名。$65K–$80Kシリコンバレー等での就職に強い。
NYUグローバルブランド、NYの金融・芸術・メディア業界へ直結。$85K+大規模な国際学生ネットワーク。

◆ Tier 2:合格率25–50%

優秀な学生向け。学費は高めだが、Co-opやキャリアサポートが強く、就職率も高い。

大学特徴年間費用(目安)ビザ・OPTの強み
Northeastern Univ.Co-op制度が有名(6–18ヶ月企業勤務可能)。$70K–$80KOPT・H-1Bへの転換率が高い。
Univ. of Michigan公立名門、STEM・ビジネスに強い。$65K–$75K大規模ネットワークで就職に有利。
UIUC(イリノイ大)CS・工学が全米上位、シカゴ近郊。$55K–$65K多くの卒業生がH-1B取得。
Georgia Tech工学系に強く、企業連携も豊富。$50K–$60KSTEM専攻でOPT延長可能。
Univ. of Wisconsin学問バランスが良く、大規模キャンパス。$45K–$55KSTEM・ビジネス双方に道あり。

◆ Tier 3:合格率50%以上

英語力・学力を伸ばしながら進学したい学生向け。費用が抑えられる大学も多い。

大学特徴年間費用(目安)ビザ・OPTの強み
San Diego State Univ.公立で比較的安価、立地が人気。$35K–$45Kローカル企業でのインターン機会あり。
CSU Long Beach / CSU Northridge費用低め、国際学生が多い。$25K–$35KSTEM専攻も選択可能。
Univ. of Oregon / Oregon State留学生受け入れに積極的、条件付き入学制度あり。$40K–$50KSTEM分野でOPT延長可能。
Community College → Transferコスト重視、2年後にUCLAなどへ編入可能。$10K–$25K編入後に強力な就職ネットワークへ。
Univ. of North Texas / Kansas State入学難易度低め、生活費も安い。$25K–$35KSTEMやビジネスでOPTチャンス。

まとめ

アメリカ進学を考える際は、「学費」+「学力レベル」+「ビザにつながるキャリアサービス」の3点を総合的に考えることが大切です。特にSTEM専攻とインターン経験は、卒業後のOPT・H-1B取得に直結します。

Cocoroでは、みなさんの学力や希望に合わせて、進学プランを一緒に考えるサポートをしています。迷っている方はぜひご相談ください。