Japan & Beyondの想い
アメリカで自分らしい道を見つける難しさ
自分に合った道を選ぶためには、 さまざまな機会に気づき、情報に触れ、 その選択を実現できる力を備えることが大切です。
アメリカで暮らしていると、多様な文化や機会に触れ、
世界と可能性が一気に広がります。
一方で、周囲に似た経験を持つ人が少なく、情報も限られている中で、
それらの可能性を「自分の選択肢」として実感するのは簡単ではありません。
私自身も中学校時代に渡米し、 進学や帰国に悩みながら、自分に合った道を探し続けてきました。 情報不足に立ち止まったときもありましたが、 周囲の支えに助けられ、一歩を踏み出すたびに新しい扉が開けていきました。
その経験から、次の世代にも「自分の可能性を選べる環境」を届けたい。
そんな想いで、Japan & Beyondを立ち上げました。
Japan & Beyondが届けるサポート
Japan & Beyondは、進路の悩みや不安を一緒に整理し、
情報と学びの力で「やってみたい」を形にする場です。目標が見つかったときには、
その夢を実現できるよう、SAT・TOEFLの学びを通して効率的に準備する。
進路と学びの両面から、一人ひとりの挑戦を支えます。
Hi, I'm Yuna
- 日本生まれ
- 2007年〜2011年
香港にてインターナショナルスクールに通学 - 2011年〜2014年
日本に戻り、公立小学校に通学 - 2014年〜2020年
アメリカ・オハイオ州に移住 - 2020年〜2024年
ミシガン大学在学 (University of Michigan)
TOEFL・SAT対策の家庭教師として80人以上を指導 - 2024年〜
ボストン・コンサルティング・グループ (BCG)に就職
日本、香港、アメリカで生活をする中で、私は常に日本の文化やコミュニティのあたたかさに心惹かれてきました。 特に補習校で出会った友人たちは、帰国子女ならではの悩みを分かち合える大切な仲間。帰国後も一緒に日本の大学に通う未来を自然と思い描いていました。
「アメリカの大学は考えなくてよかったんだよね?」
高校最終学年の11月、母の何気ない一言が、私の将来像を大きく変えました。
それまで考えたことのなかった選択肢を前に、「未知だから」と諦めるのは違う、アメリカの多様な社会だからこそ学べることがあると感じました。
そこから急いで情報を集め、州立大学と私立大学の違い、Common App Essayの仕組みなど、アメリカの大学について一から学びました。
期限ぎりぎりで出願を終え、クラブ活動や学問の幅、寮での生活に魅力を感じた私は、ミシガン大学に合格した瞬間、「どうしても行きたい!」という思いでいっぱいでした。
学費の壁にも悩みましたが、それでもこのチャンスを逃したくないという強い意志で進学を決意しました。
思い返してみると、急な方向転換ができた理由の一つは、 SAT・TOEFLのスコアをあらかじめ取っておいたからです。 このようなテストは、進路を決めるための「足かせ」ではなく、 「この道を選びたい」と思ったときにそれを可能にしてくれるツールでした。
たくさん迷った経験を、次は誰かの力に
大学在学中には、日本人学生へのSAT・TOEFL指導を始めました。
これまでに80人以上の生徒さんと向き合い、スコアアップはもちろん、
将来や進路について一緒に考える時間を多く過ごしてきました。
点数アップだけでなく、「自分のやりたいことに近づくための学び方」を伝えたいという思いで、
一人ひとりに合わせた指導を大切にしてきました。
また、就職活動では、日本とアメリカのどちらに進むかを改めて真剣に考えました。 大いに迷った経験もまた、進路に悩む生徒たちに寄り添い続けたいという思いを、より確かなものにしてくれた気がします。
「自分らしい選択」をすべての学生に
もう少しチャンスや情報があれば、もっと多くの生徒が自分の強みや夢に沿った道を選べるのではないか。
だからこそ私は、一人でも多くの日本人学生が「自分らしい選択」を見つけ、自信を持って一歩を踏み出せるよう、これからも伴奏していきたいと考えています。